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英検英語学習勉強法

英検2級のレベルと合格するための勉強法|独学で一発合格を目指す

英検2級のレベル・難易度と、独学で合格するための勉強法を解説。必要な勉強時間、4技能別の対策、効率的な学習順序を紹介します。

13 min read
keita

「英検2級に挑戦したいけど、どのくらい難しいの?」

「独学でも合格できる?」

英検2級は、高校生から社会人まで幅広い層が受験する人気の資格です。大学入試での優遇措置や、就職・転職でのアピールポイントにもなります。

この記事では、英検2級のレベルと、独学で合格するための具体的な勉強法を解説します。

英検2級のレベルとは

まず、英検2級がどの程度のレベルなのか確認しておきます。

英検2級の基本情報

  • レベル: 高校卒業程度
  • 必要語彙数: 約5,000語
  • CEFR: A2〜B1レベル
  • TOEIC換算: 550〜775点程度
  • 合格者の75%以上: 高校生

英検2級は「社会生活に必要な英語を理解し、使用できる」レベルとされています。日常会話だけでなく、ニュースや社会問題についても英語で理解できる力が求められます。

準2級との違い

準2級と2級の間には、明確な難易度の差があります。

準2級2級
必要語彙数約3,000語約5,000語
題材日常生活社会性の高いテーマ
ライティング50〜60語80〜100語
面接時間約6分約7分

準2級から2級へのステップアップでは、約2,000語の語彙増強が必要です。また、環境問題や科学技術など、社会的なテーマについて読み・書き・話す力が問われます。

英検2級の試験構成

英検2級は、一次試験(筆記・リスニング)と二次試験(面接)で構成されています。

一次試験

技能問題形式問題数時間
リーディング短文穴埋め20問85分
長文穴埋め6問(ライティング含む)
長文読解12問
ライティング英作文1問
要約1問
リスニング会話応答15問約25分
説明文15問

二次試験(面接)

  • 時間: 約7分
  • 形式: 音読 → 質疑応答(5問)
  • 配点: 33点満点(合格目安は約19点)

二次試験では、与えられた文章を音読し、その内容や関連するトピックについて英語で答えます。

合格に必要な勉強時間

英検2級に合格するために必要な勉強時間は、現在の英語力によって異なります。

必要な勉強時間の目安

  • 準2級合格レベル: 約100〜150時間
  • 高校2年生(平均的): 約150〜200時間
  • 英語にブランクがある社会人: 約200〜250時間

1日1時間の学習を続けた場合、準2級合格者なら約3〜5ヶ月で合格圏内に入る計算です。

ただし、これは「質の高い学習」を前提とした目安です。漫然と問題を解くだけでは、この時間では足りません。

4技能別の勉強法

英検2級は4技能(読む・聞く・書く・話す)すべてが評価されます。それぞれの対策を見ていきます。

リーディング対策

リーディングは、語彙力と文法力の両方が問われます。

語彙の強化

英検2級では、約5,000語レベルの語彙力が必要です。準2級の約3,000語から、2,000語の上積みが求められます。

効率的に語彙を増やすには、英検2級専用の単語帳を使うのがおすすめです。出る順に整理されたものを選び、毎日30分程度、継続的に取り組みましょう。

長文読解のコツ

長文問題では、以下の点を意識すると正答率が上がります。

  • 設問を先に読み、何を探すか明確にする
  • パラグラフごとの要点を把握する
  • 時間配分を意識する(1問あたり2〜3分が目安)

リスニング対策

リスニングは、一次試験の約3分の1を占める重要なセクションです。

シャドーイングの活用

シャドーイングとは、音声を聞きながら少し遅れて同じ内容を声に出すトレーニングです。これにより、英語の音とリズムに慣れ、聞き取り能力が向上します。

過去問のリスニング音声を使い、以下の手順で練習しましょう。

  1. まず音声を聞いて内容を把握
  2. スクリプトを見ながらシャドーイング
  3. スクリプトなしでシャドーイング
  4. 音声と同じ速度で言えるまで繰り返す

先読みの習慣

リスニング問題では、音声が流れる前に選択肢を先読みしておくことが重要です。何を聞き取るべきかを事前に把握しておくと、正答率が大きく変わります。

ライティング対策

2024年度からライティングは2問構成になりました。意見論述と要約の両方に対策が必要です。

意見論述(80〜100語)

与えられたトピックについて、自分の意見を述べる問題です。

基本的な構成は以下の通りです。

  1. 導入: 自分の立場を明確に
  2. 理由1: 具体例を交えて
  3. 理由2: 具体例を交えて
  4. 結論: 自分の立場を再度述べる

使いやすい表現を覚えておくと便利です。例えば:

  • I think that... / I believe that...(私は〜と思う)
  • First, ... Second, ...(第一に、第二に)
  • For example, ...(例えば)
  • In conclusion, ...(結論として)

要約問題

与えられた英文の要点をまとめる問題です。元の文章のキーワードを拾い、自分の言葉で言い換える力が求められます。

スピーキング対策(二次試験)

二次試験は対人形式の面接です。独学では実践練習が難しいパートですが、対策は可能です。

音読の練習

面接では最初にパッセージの音読があります。発音・イントネーション・流暢さが評価されるため、日頃から声に出して読む練習をしておきましょう。

想定問答の準備

よく出題されるトピックについて、あらかじめ回答を準備しておくと安心です。

  • 環境問題(リサイクル、エネルギー問題)
  • テクノロジー(インターネット、スマートフォン)
  • 教育(学校生活、習い事)
  • 健康(食生活、運動)

実践練習

スピーキングは実際に話す練習が欠かせません。

  • 一人で練習する場合は、スマートフォンで録音して聞き返す
  • 可能であれば、英語が話せる人と模擬面接をする

効率的な学習スケジュール

限られた時間で合格を目指すなら、以下の順序で対策するのが効率的です。

学習の優先順位

  1. 語彙・文法の基礎固め(最初の1〜2ヶ月)

    • 単語帳で語彙を増やす
    • 文法の復習(特に関係代名詞、仮定法、分詞構文)
  2. リーディング・リスニングの強化(2〜3ヶ月目)

    • 過去問を解く
    • シャドーイングでリスニング力を鍛える
  3. ライティング・スピーキングの仕上げ(試験1ヶ月前〜)

    • 意見論述の型を覚える
    • 要約問題の練習
    • 面接の模擬練習

1日の学習配分(1時間の場合)

  • 単語学習: 15分
  • リーディングまたはリスニング: 30分
  • ライティングまたはスピーキング: 15分

すべてを毎日やる必要はありません。曜日ごとに重点を変えると、飽きずに続けられます。

よくある失敗パターン

独学で英検2級に挑戦する人が陥りやすい失敗パターンを紹介します。

語彙学習を軽視する

「文法はわかるけど、単語がわからない」という状態では、リーディングもリスニングも得点できません。地道な語彙学習は避けて通れません。

ライティング・スピーキング対策が後回しになる

4技能のバランスが重要です。一次試験のリーディング・リスニングばかり対策して、ライティングや二次試験のスピーキング対策が不十分だと、合格を逃すことがあります。

過去問を解きっぱなしにする

問題を解いて終わりではなく、間違えた問題を分析することが大切です。なぜ間違えたのか、どの知識が足りなかったのかを言語化しましょう。

まとめ

英検2級に独学で合格するためのポイントをまとめます。

  1. 語彙力が土台: 5,000語レベルを目指す
  2. 4技能をバランスよく対策: リーディング・リスニングだけでなく、ライティング・スピーキングも
  3. 過去問を活用: 出題傾向を把握し、時間配分に慣れる
  4. 継続が大切: 1日1時間、3〜5ヶ月の学習で合格圏内へ

英検2級は、正しい方法で継続すれば独学でも十分合格できる試験です。焦らず、計画的に学習を進めてください。