in / on / at の使い分け|時間・場所で迷わない前置詞の選び方
英語の前置詞in・on・atの使い分けを徹底解説。時間と場所それぞれのルール、迷いやすいケースの判断基準を例文付きで紹介します。
「この場合は in? on? それとも at?」
英語の前置詞で最も迷うのが、この3つの使い分けではないでしょうか。
日本語では「3時に」「月曜日に」「1月に」、全部「に」で済むのに、英語では at / on / in と使い分けなければならない。場所も同じで、「駅で」「通りで」「部屋で」と日本語では全部「で」なのに、英語では前置詞が変わる。
この記事では、in / on / at の基本的な考え方と、時間・場所それぞれの使い分けルールを解説します。
基本イメージを押さえる
まず、3つの前置詞の基本イメージを理解しましょう。
- at = 「点」(ピンポイント)
- on = 「接触」(くっついている)
- in = 「空間の中」(囲まれている)
このイメージを持っておくと、時間でも場所でも応用が効きます。
時間を表す場合の使い分け
時間を表すときは、「どのくらいの範囲か」で使い分けます。
at:時刻(ピンポイント)
時計で指せる「瞬間」には at を使います。
- at 3 o'clock(3時に)
- at noon(正午に)
- at midnight(真夜中に)
- at the moment(今この瞬間)
「点」のイメージ通り、時間軸上の一点を指しています。
on:日付・曜日(1日単位)
特定の「日」には on を使います。
- on Monday(月曜日に)
- on July 4th(7月4日に)
- on Christmas Day(クリスマスの日に)
- on my birthday(私の誕生日に)
カレンダーの1マスに「接触」しているイメージです。
in:月・季節・年(広い期間)
もっと広い期間には in を使います。
- in January(1月に)
- in summer(夏に)
- in 2025(2025年に)
- in the 21st century(21世紀に)
期間という「空間の中」にいるイメージです。
時間の前置詞まとめ
狭い ← at → on → in → 広い
- at 3pm(時刻)
- on Monday(曜日・日付)
- in January(月・季節・年)
場所を表す場合の使い分け
場所も基本イメージは同じです。
at:地点(ピンポイント)
特定の「場所」をピンポイントで指すときは at を使います。
- at the bus stop(バス停で)
- at the entrance(入口で)
- at the office(会社で)
- at home(家で)
地図上の一点を指すイメージです。
on:表面(接触している)
何かの「上」や「表面」に接触しているときは on を使います。
- on the table(テーブルの上に)
- on the wall(壁に)
- on the floor(床に)
- on the first floor(1階に)
接触しているかどうかがポイントです。
道路や通りにも on を使う
- on Main Street(メインストリートで)
- on the road(道路で)
道路の表面に「接触」しているイメージです。
in:空間(囲まれている)
何かの「中」にいるときは in を使います。
- in the room(部屋の中で)
- in the car(車の中で)
- in Tokyo(東京で)
- in Japan(日本で)
壁や境界で「囲まれている」イメージです。
場所の前置詞まとめ
狭い ← at → on → in → 広い
- at the station(駅で=地点)
- on the platform(ホームで=表面)
- in the train(電車の中で=空間)
迷いやすいケース
「朝に」は in the morning、なぜ?
「朝」は1日の中の期間なので、空間的な広がりがあると考えます。だから in the morning。
同様に:
- in the afternoon(午後に)
- in the evening(夕方に)
ただし、at night(夜に) は例外です。night は「暗い時間帯」として点的に捉えられるため、at を使います。
「週末に」は on the weekend? at the weekend?
これは地域差があります。
- アメリカ英語: on the weekend
- イギリス英語: at the weekend
どちらも正しいので、片方を覚えておけば大丈夫です。
at school と in school の違い
- at school = 学校にいる(場所として)
- in school = 学校に通っている(学生として)
「今、学校にいる?」なら "Are you at school?" 「大学に通ってるの?」なら "Are you in school?"
arrive at と arrive in の違い
- arrive at = 建物や施設に着く(駅、空港、ホテルなど)
- arrive in = 都市や国に着く(東京、日本など)
ポイントとしては、「点」として捉える場所には at、「空間」として捉える場所には in です。
前置詞を使わない場合
以下の場合は前置詞を使いません。
-
this / last / next / every + 時間表現
- this Monday(今週の月曜日に)× on this Monday
- last year(去年)× in last year
- next week(来週)× in next week
- every day(毎日)× on every day
-
today / tomorrow / yesterday
- I'll call you tomorrow.(× on tomorrow)
まとめ
in / on / at の使い分けは、基本イメージを覚えておくと迷いにくくなります。
- at = 点(ピンポイント)
- on = 接触(くっついている)
- in = 空間(囲まれている)
時間も場所も、この考え方で大部分はカバーできます。例外はありますが、まずは基本パターンを身につけて、実際に使いながら感覚を磨いていくのが近道です。