ホストファミリーと仲良くなれない?|留学中に距離を縮めた僕なりのコツ
アメリカ留学中、ホストファミリーとの距離感に悩んでいた僕が、関係を変えたきっかけと具体的な方法。英語が話せなくても大丈夫、でも話せるともっと楽しくなる話。
アメリカの高校に留学していた時、僕は白人クリスチャンのホストファミリーの家にお世話になっていました。
正直に言うと、最初の数ヶ月は辛かった。
食卓で会話が弾まない。何を話していいかわからない。自分の部屋に逃げ込みたくなる。英語ができないことが、こんなにも孤独を感じさせるものだとは思っていませんでした。
でも、留学が終わる頃には、ホストファミリーと本当に仲良くなることができた。帰国する日、ホストマザーが泣いてくれたことを今でも覚えています。
今日は、そんな僕がホストファミリーとの距離を縮めるためにやったことを書いてみます。
最初は「いい留学生」を演じようとしていた
留学前、僕はいろんな記事を読み漁りました。
「感謝の気持ちを伝えましょう」 「家事を手伝いましょう」 「食卓の会話に参加しましょう」
全部正しいアドバイスだと思います。実際、僕もそれを守ろうとしていました。
でも、英語がほとんど話せない状態で「会話に参加しましょう」と言われても、何を話せばいいのかわからない。「Thank you」は言えるけど、それ以上の気持ちを伝える言葉が出てこない。
結果、僕は「いい留学生を演じようとして、かえって距離ができてしまう」という状態に陥っていました。
転機は「完璧じゃなくていい」と気づいた時
ある日、ホストファザーに言われた言葉があります。
「Keita, you don't have to be perfect. Just be yourself.」 (完璧じゃなくていい。ありのままでいいんだよ)
この言葉を聞いた時、肩の力が抜けた気がしました。
考えてみれば、ホストファミリーは僕に完璧な英語を求めていなかった。文法が間違っていても、発音が変でも、伝えようとする気持ちがあれば十分だった。
そこから僕は、少しずつ変わっていきました。
僕がやった具体的なこと
ホストファミリーとの距離を縮めたこと
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リビングにいる時間を増やした - 自分の部屋に閉じこもらず、なるべく家族がいる場所にいるようにした
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下手でも話しかけた - 文法を気にせず、知っている単語を並べて伝えようとした
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質問をたくさんした - 自分から話すのが難しい時は、相手に質問して話を聞いた
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一緒にテレビを見た - 会話がなくても、同じ時間を共有することが大事だった
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日本の料理を作った - 言葉が通じなくても、食べ物で気持ちは伝わる
特に効果があったのは「質問をする」ことでした。
自分から面白い話をするのは難しい。でも、「What did you do today?」「How was work?」くらいなら聞ける。相手が話してくれれば、リスニングの練習にもなるし、相手も「興味を持ってくれている」と感じてくれる。
会話は、自分が話すことだけじゃない。相手の話を聞くことも、立派なコミュニケーションなんです。
でも、やっぱり英語力があると楽
ここまで「完璧な英語は必要ない」「姿勢が大事」と書いてきましたが、正直に言うと、英語力が上がるにつれて、ホストファミリーとの関係はどんどん良くなりました。
これは当たり前の話かもしれません。
言いたいことが言えるようになれば、会話が楽しくなる。冗談が言えるようになれば、笑い合える。相手の話を理解できれば、深い話もできるようになる。
「英語力より姿勢が大事」というのは本当です。でも、英語力があれば、その姿勢をもっと伝えやすくなる。両方あるに越したことはない。
留学中でも英語力は伸ばせる
留学中、僕が英語力を伸ばすためにやっていたことがあります。
- アメリカのカートゥーンを観まくった - ネイティブの自然な会話に慣れるため
- ホストファミリーとの会話で分からなかった単語をメモした - 後で調べて覚えた
- 寝る前に今日の会話を振り返った - 「あの時なんて言えばよかったか」を考えた
特に3つ目は効果がありました。会話の中で言えなかったことを振り返って、「次はこう言おう」と準備しておく。そうすると、似たような場面で言葉が出てきやすくなる。
ただ、当時は会話の内容を正確に覚えておくのが難しかった。「あれ、ホストマザー何て言ってたっけ?」と思い出せないことも多かった。
留学中で辛いあなたへ
もし今、ホストファミリーとの関係に悩んでいるなら、伝えたいことがあります。
最初から仲良くなれる人なんて、ほとんどいません。
言葉も文化も違う人と、いきなり家族のように過ごすなんて、難しくて当然です。僕も最初の数ヶ月は本当に辛かった。自分の部屋で一人で泣いたこともあります。
でも、少しずつでいい。完璧じゃなくていい。
下手でも話しかけて、分からなくても聞いて、一緒にいる時間を増やして。そうしているうちに、気づいたら距離は縮まっていきます。
そして、英語力が上がれば、その距離はもっと縮まる。
留学は、辛い時期を乗り越えた先に、かけがえのない経験が待っています。
あなたの留学が、良いものになることを願っています。
この記事が、留学中の誰かの励みになれば嬉しいです。